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2014年02月16日 (日) | Edit |
手話通訳者の研究討論集会にて、このような問題が提起された。

「医師と薬剤師の薬の説明が違う。それで、ろう者が混乱することがある。」
ということであった。

ケースは、
「貼り薬が医師は5時間ではがしてと説明していたのに対し、
 薬剤師は1日貼ってくださいと説明した。」という内容であった。


薬剤師は基本的には製薬会社が作成した説明書(添付文書など)に
沿って「一般的な」説明をします。

医師は添付文書では、そう書いてあるけれども、
患者の体の状態や、自ら考案したより良い使い方を
口伝することがあります。

そういうこともあるので薬剤師が「この薬について医師から
何か説明を受けていますか?」と確認し、それに合わせて柔軟に
説明が出来ればいいのですが、時間の都合などでついつい
一方的に説明をしてしまいがちです。

このケースについては、処方せんに
「1日1回」としか書いていなかったのと推測しています。
そして添付文書でも1日1回と記載していて、
なおかつその薬が1日中ずっと貼るのが一般的な使い方の薬であれば、
疑いもなく1日中貼ってくださいと説明してしまいがちです。
患者から「医師から5時間ではがして下さいという指示があった。」と
いうことを聞いていない限りは…


それで、医師と薬剤師の説明が違うといったことが起きるのです。

こういった問題は、健聴の患者さんでも
混乱してしまいますので、ろう者はもっと混乱することでしょう。

こういったことについて医師と薬剤師の間でもっと
話し合いが必要なのですが、

患者さんも遠慮なく
「さっき医師が説明していたことと違うんですけど…」と
薬剤師に質問してほしいと思っています。

そうすれば、内容によって
「そしたら医師の指示通りに使ってください」と答えるかもしれませんし、
医師の指示がおかしいのではないかと疑問があれば、
TELなどで医師に確認の上、回答することが出来ます。

患者がろう者の場合、
それをなかなか言い出せない人が多いでしょう。
手話通訳者がついていても「なんかおかしいなぁ」と思いながら
うなずくのが精いっぱいでしょう。

手話通訳者が気づいたときには、フォローして頂ければと
思っています。私もろう者にこういうこともあるから、遠慮なく
聞いてくださいと説明して回ろうと思っています。


※1日中ずっと貼る薬を
 「5時間ではがす」という指示も決して間違いではありません。
 患者が皮膚が弱くかぶれやすいか何らかの理由があって医師がそう
 伝えたのだと思います。実際の担当医師、担当薬剤師に確認したわけではない
 ので、あくまで推測の話ですが。

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