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2013年11月17日 (日) | Edit |
全青研において、労働のことについて書きました。
http://masaone.blog129.fc2.com/blog-entry-275.html
「障害者歯科学会」のシンポジウムにおいても、
「私のような障害者と一緒に働くことで病院も変わっていくのではないか」という
発言がありました。
それが目で聴くテレビでも報道されていました。

確かにそうなるケースもあるのですが、
企業が障害を充分に理解して合理的配慮をしないと、
逆のケースも大いにあるということを訴えたいと思います。

聴覚障害者は離職率が非常に高いものです。
1年で40%が離職と書いてある書籍を読んだこともあります。


企業の人事から「聴覚障害者はもう雇いたくない」という
本音も聞いたことがあります。

聞こえない人に働いているときの自分を尋ねると

ほとんどの人が
「孤独」
「不安」
「自信がなくなる」
「不信感でいっぱい」
と答えます。

それでは、聴覚障害を持つ医療職の人はどうなのでしょうか?
私が話を聞く限りでは、多々苦労しながら仕事を続けられている
人が多いようです。
さらに聞いてみると周囲からの合理的配慮を得られている
のではなく、むしろ一般事務職よりも配慮が少ないところが
残念ながら多いようです。現場の忙しさによるものでしょうか…
それでもやめないのは聴覚障害を持って医療資格をとれた人たちは
人一倍努力もできて、辛坊も強い人が多いからのように感じます。

しかし、職場の中ではやはり、
孤独感、不安などを感じながら日々過ごしているようです。


私は複数の企業を経験しています。
私の経験から申し上げますと、
「理解しよう」という人がどれだけいるかで
働きやすいかどうか大きく左右されました。

つまり、自分のモノサシで聴覚障害についてあれだこれだと
決めつけられるのではなく、当事者の視点で考えてみようと
思いながら接して下さる人が多いかどうかということです。


最も働きやすかったところは企業、それもトップから
配慮を考え、全スタッフに自らコミュニケーション方法を示して
くださったところです。


聴覚障害者を雇用した結果、

お互いに理解が深まり、コミュニケーションを大切にできる
より良い企業へ成長するケースと

お互いにぎくしゃくし、弱い方(=一般的には聴覚障害者)の離職に
終わるケース

の両方ともあります。


前者でありたいと、雇用する側も雇用される側も
そう願っていると思います。


そのためには、単に法律で定められている障害者雇用率を
満たすために採用し、あとは本人と現場スタッフに任せるという
現状ではなく、国と企業が責任をもって合理的配慮を考えなければ
ならないと強く思います。

差別解消法制定に向けて、その具体的内容を検討する動きが始まっているようです。


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