--年--月--日 (--) | Edit |
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
2013年02月16日 (土) | Edit |
手話言語法について、大阪聴力障害者協会の理事はこう説明しました。

「病院へ行っても手話。行きつけのお店に行っても手話。誰と話しても手話。
ここにいる皆が望むものだろ?」
「そんな時代は遠い夢かもしれないけど、手話言語法はまさに
その一歩を踏み出す法律だ!皆で制定させよう!」

1年ぐらい前に聞いた言葉だけど、今も鮮明に覚えています。

日本でもろう、手話に対して理解が広がり、
手話を習得して頂いたり、手話通訳を配置して頂いたり
するところが増えて行きました。

しかし、公的機関でさえ断られるケースも依然多くあり、
法的根拠が必要というのが長年の間言われてきました。

国連では「障害者権利条約」に手話は言語であると定義され、
手話によるコミュニケーションの権利、情報アクセスの
権利が認められました。欧米に遅れ、今日本も
「手話言語法」が制定される見通しとなっています。

手話言語法が制定されるとどうなるか?

主に言われている内容を紹介します。
・ろう学校に「手話」の授業が出来る(「国語」とは別に)
 (不思議ですが、今までなかったのです。アメリカにいた時は
  あたりまえにありました)
・公的機関(役所など)には全て手話通訳者が設置される
・災害情報、国会放送などに手話(手話通訳)がつく


私が切に求めているのは、労働環境に手話が付くことです。
薬剤師の仕事も患者への服薬指導、医師への処方提案、
疑義照会(処方内容に疑問がある時に医師へ確認する作業)など
コミュニケーションが必要な場面は多々あります。

また、カンファレンスも勉強会もあります。

それらの場面に手話通訳がないために、ろう患者への
服薬指導以外には実力を発揮できない現状があり、
その辛さに耐えながら、限られた環境の中で出来ること
を見つけながら日々を過ごしています。

実は以前、独立して薬局経営することも考えていたのですが、
私の場合どうしても手話通訳を雇わなければならず、
その給与も高いハードルの一つでした。

例えば、利益を500万円/年あげられるとします。
それを家族で経営すれば、生活は出来るのですが、
手話通訳を雇い、通訳者に300万円/年の給与を払う
必要があるとすると、残るは200万円。
とても生活が出来るものでありません。

差別法令撤廃で聴覚障害者も医療職に就けるように
なったのですが、実際のところ環境整備は現場任せです。
国は調査研究を行うに留まっている様子です。


ろう患者への支援も課題は山積みですが、
自分が働くための環境作りの課題も山積みです。


日々こんなことを感じながら生きている私です。
手話言語法の制定と、平等な労働環境の実現を
願っています。


手話言語法について参考はこちらまで。
全日本ろうあ連盟HP内
http://www.jfd.or.jp/category/sgh
http://www.jfd.or.jp/info/misc/sgh/20120409-sgh-houan.pdf

スポンサーサイト
コメント
この記事へのコメント
そのとおり!
聴覚障がい者の労働上の情報保障は、生活の面でもとても大切です!
手話言語法制定で何処でも手話などによる情報保障が出来ると良いですね!
2013/02/16(Sat) 23:14 | URL  | サインユウ #-[ 編集]
そうですね。生活が出来るかどうかかかっている人も多くいますもんね!また、なんとか働けているものの、心身の健康が損なわれている人も!
2013/02/16(Sat) 23:37 | URL  | Masa #-[ 編集]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
2013/02/17(Sun) 14:54 |   |  #[ 編集]
この間のメガバブルショーの日の、福島駅から会場の中まで...素敵でしたね。
すれ違う人と手話で会話して、会場の中も手話で溢れていました。
将来 そんな光景が当たり前になりますように。

そして通訳者。
専門的な知識が求められますね。
看護師が働く中で『認定看護師』として専門性を高めるように 手話でも その分野に突出した『認定通訳士』なんてできちゃうかも(^^)

そんな想像を現実に近づけられるように、それぞれの自分の居場所でお互いに頑張りましょう!
2013/02/18(Mon) 06:11 | URL  | みや #urbcaBnQ[ 編集]
メガバブルショーもあちこちに手話が飛び交っていましたね。
私が過去に一番すごかった経験は、アメリカで行われたDeaf WayⅡです。世界から1万2000人集まり、
ワシントンDCの町じゅうに手話があり、圧巻でした。

医療現場においてはそろそろ「認定通訳士」がいるなぁと感じています。お互いに頑張りましょう。
2013/03/09(Sat) 10:04 | URL  | Masa #-[ 編集]
コメントを投稿
URL:
Comment:
Pass:
秘密: 管理者にだけ表示を許可
 
トラックバック
この記事のトラックバックURL
この記事へのトラックバック

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。