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2012年10月06日 (土) | Edit |
「最近、ブログの雰囲気が変わったね。」
「ろう者の事例が見られなくなったけど、役に立つので書いて欲しい」

申し訳ないぐらいに有難い声を頂いております。

安易に掲載できる内容ではないので、
今後は薬剤師会の学術大会などを通してお伝えすることに致します。
公表後、ブログに公表した場所・タイトルなどを掲載するように致します。
時間はかかりますが、より公的な手続きを経ての発信になります
ことをご理解頂ければと思います。


「誰かのアウトプットは、他の誰かにとってはインプット」
ドラッカーの「マネジメント」にもそう書いてありました。

ろう者と医療をとりまく環境を改善するために、私の「アウトプット」が
お役にたてればと願っています。

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2011年08月02日 (火) | Edit |
8月になりましたね。
先週末に、子どもと吹田市民プールへ行ってきた私は
日焼けで背中がヒリヒリしています。

だって… 日焼け止めクリームを塗ってはいけないって
到着するまで知らなかったんだもん(泣)

これを機会に長袖水着を買うことを決意。


さておき…医療の話です。
薬剤師や医師が「新しい薬に変えておきますね。」というように
「新しい薬」という言葉を良く使います。

その「新しい薬」って、最近発売された薬という意味で
使われている場合は少ないんです。

ここでの「新しい薬」の意味は
「今回初めて使う薬」という意味なんです。

・今まで飲んでいる薬だけでは効きが不十分なので、追加で出す場合
・今まで飲んでいる薬をやめて、他の薬に変更する場合

そんな時に、「新しい薬を出しますね」という言いかたをします。


健聴者はその言葉を聞き慣れているので、その意味を
正しく理解できるのですが、ろう者は聞き慣れていません。

手話通訳の時に、薬剤師、医師の言うがままに
「新しい薬」と手話で表現したら、
「えっ?今までのは効かない古い薬だったの?
 最初から新薬を出してくれたらいいのに…もう(怒)」
というように医療不信に陥ってしまう人もいます。


これについては、手話通訳者の分科会でも報告がありました。


手話では、「初めて出す薬」「追加で出す薬」
または「変更・他の薬」という
ように置き換えて表現するようにして下さいね。


手話での「新しい」には「初めて」という意味はありません。
「出来たばかり」という意味だけです。


2011年07月08日 (金) | Edit |
【ろう者の事例1】で「下剤」を「おなかの薬」と思っていたろう者が
いたことを紹介しました。
http://masaone.blog129.fc2.com/blog-entry-183.html


これに関連して、いくつか紹介したいと思います。


○「下剤」と「下痢止め」の違いが分からないろう者が多いです

「下剤」と「下痢止め」を同じ意味と考えているろう者が
結構います。

「便秘の時に飲む薬」「下痢の時に飲む薬」というように
説明した方が伝わりやすいと思います。


「便を出しやすくする薬」「下痢を止める薬」という言い方もあります。



○「下剤(便を出しやすくする薬)」は調節して飲んでも良いことを知らない方が多いです

「下剤」を「お腹の薬」とまでには思わなくても、
その時の便の出具合によって、調節して良いという説明が
省かれている人が多いです。


下剤は例えば、
1回あたり、2錠出されているものを
2錠飲んだり、1錠に減らしたり、飲まなかったりとその時の状態に
よって調節してもかまわないと指示がある場合が多い薬なのです。


時折、下痢になっても2錠飲み続けているという方もいらっしゃいました。



医療従事者の方はこの辺りに注意して服薬指導をしてくださるように
お願いいたします。


2011年06月15日 (水) | Edit |
最近、子育てにいそしんで、更新が遅くなりました。
産まれてから2カ月が経ち、元気に過ごしています。


さて、
「ろう者にはろうの薬剤師に相談を!!」ということを
今までに経験した事例を紹介して、少しずつお分かり頂ければと
思っています。


今回は、下剤を「お腹の薬」というところまでしか
理解していなかったろう者の話です。

下剤は、便が出なくて苦しい時に、
便の出をよくするために飲む薬ですね。

その方は便秘で苦しんでいました。
そのために、頓服で下剤が処方されていました。
(ちなみに通院には手話通訳者派遣依頼している方です。)


下剤のことを、「お腹の薬」というのです。
それに違和感を感じた私は、どんな時に飲んでいるのかを
確認しました。

すると、とにかく「お腹が痛い時」に飲んでいることが分かりました。
つまり、便が出なくて痛い時も、下痢をして痛い時も、
飲んでいたのです!!

(ビオフェルミンのような整腸剤の感覚で使用していたのです)

下痢をしている時に、下剤を飲んだらもっと下痢がひどくなりますよね…

あくまで推測の範囲ですが、
ろう者に合わせて分かりやすく説明するために、
「お腹の薬」と簡単に説明していたのかもしれません。


中途半端に理解をすると、このようなことに
なってしまいます。

なかなか難しいかもしれませんが、きちんと伝えることは
とても大切と感じた事例でした。

「分かりやすい言葉に言い換えることも大切ですが、
 そうすることで却って誤解を与えることにも気を
 つけなければなりません」

薬剤師であれば、噛み砕いて説明したことで
却って誤った薬の使い方をしてしまった事例を
収集しているので十分に気をつけながら分かりやすい
言葉に置き換えるようにしています。


手話でダイレクトにコミュニケーションがとれる
薬剤師が必要と感じています。





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